2020年10月4日日曜日

首相に問う!「学問の優劣の判定能力」

首相に問いたい。貴方は、学術会議が推薦した方の学問を判断する能力に於いて、学術会議のメンバーより自分の方が優れていると思っておられるのでしょうか?
今回の推薦の受入拒否は貴方がそのように考えているのだとしか思えません。それは思い上がりというものでしょう。
世間では今回の事を学問の自由という観点で語られていますが、今回の事はそういう問題ではないと私は考えます。学問を進める能力の優劣は政治によって判断されるものではあり得ません。
形式上、貴方に任命権はあると云えます。しかし、ご自分の能力を踏まえて謙虚に物事を進めてもらいたいものだと思います。ご自分の権限を肥大化させ過ぎると、国を誤ることになりかねません。よーく考えてもらいたいと思います。過ぎたるは及ばざるがごとしです。

3 件のコメント :

QQ さんのコメント...

日本学術会議会員、
政府の下、中に居る、って
へんではないですか。。。

権兵衛 さんのコメント...

政治から独立であるべきですが、
施設、運営費を国が持つのも当然と思います。
予算は国会で決めるのでしょう。

全く政府から何の影響を受けずに済ます方法として
会議は所謂オンラインにして、運営費、施設費を
出来るだけ縮小して、費用をクラウドファンディング
にしてしまう手も考えられるでしょう。

でも、政治から独立な学術を議論する場を国が持ちえない
となると、世界の笑いものになるでしょうね。

権兵衛 さんのコメント...

追伸:今回の事は法律システムが実に曖昧のままになっていることを物語っているともいえるのではないでしょうか。

首相が1人で判断できるような問題ではないので、学術会議という組織が出してきた内容に手を加えるなら、何らかの諮問組織の議を経るような形にすべと思います。

天皇は政治にかかわらないことになっていますが、首相の任命権者は天皇というのもおかしな話ですね。法律がスパッと明確になってないです。「国会が決めた首相候補にたいし、天皇が必ず従う義務があるとまでは言えない。」なんてことが起こるかなー。