2018年6月9日土曜日

表彰すべきではないかな!

森友学園問題に関して、近畿財務局の中には文書改ざんを拒否した人たちがいたという。
当たり前の行為だといえるが、当たり前のことが当たり前に行われず、結局財務本省の理財局と近畿財務局において改ざんが行われ、 近畿財務局では自裁する方まで出てしまった。
当然のことながら処罰が行われたが、なんだかなーである。本来トップは半分、責任を取るためにいるようなもので、「自分が責任を持つから、思い切って、きちんとやってくれ」というものではないのか?そうだったら、あんな忖度が働かなかったかもしれない。全責任を取る人がトップにいないとそんなことが起こる良い見本ではないだろうか。
件の財務相は、再発防止に全力を挙げる、それが自分の責任とのこと。どれだけのことがやれるかはなはだ心もとないが、やったらいいことを一つ提言したい。
それは、改ざんを拒否した人たちを表彰すること。当たり前のことをしたともいえるが、当たり前でないことが大手を振ってしまった以上、当たり前のこととは言え、官僚システムの厳しいヒエラルキーの中で大きな勇気が必要であった筈。その勇気を称え、本来こうでなくちゃいけないということを示してほしい。再発防止策の一助になると思う。

0 件のコメント :