2018年4月20日金曜日

しもべであること

公務員はその地位によって、大小いろいろの権力を握っている。だけど忘れてはいけない。彼/彼女達は公僕であるということを。
各省庁の官僚のトップともなれば、自らの能力と努力を全開して上昇して来るのだろう。
だけど忘れてはいけない、トップもまた公僕であるということを。
上であればあるほど大きな権力を握るのだから、勘違いをせぬよう、公僕として、自らを戒めることにおいても、高い能力を持った人でなくってはいけない。
そういう人であればこそ、高い信頼と尊敬を得るのであろう。どれだけのトップたちがそのことをきちんと意識してるだろうか。

所謂大臣と呼ばれる人たちもまた公務員である。”大臣”という名前がいけないのではないかと思うが、勘違いしている人が多い。
昔は大臣(おおおみ)は天皇の臣下であった。今は大臣と呼ばれる人達は主権を持つ国民の臣下の筈である。
ただ、各省庁のトップとして、信じられないほどの重い責任を負ってくれているだから、何か問題があれば、全責任を負うと覚悟してなった人のだから、尊敬もされるのではないか。
地位の名称故に尊敬されているのではない。

この大臣達を選ぶのは総理大臣であり、その大臣達のほとんど多くは国会議員から選ばれる。 国会議員は各省庁の中で階段を昇ってくる人たちとは違う。
そう、忘れてはいけない、その人たちを選んでいるのは我々国民であるということを。 天に向かって唾することなのないよう、優れた公僕のトップたりうる人を選ばねば。

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