2017年12月8日金曜日

AI技術発展の行方。子供たちは今

昨日は谷口台小学校でモーター作成の95分授業を午前中に二つ(2クラスに対して)行いました。子供たちの集中は途切れることもなく、全員のモーターが回りました。そしてなぜ回るんだろうという考察も。
今日も残り3クラスに対して、仲間が授業をやってくれています。私は午前中お休みをもらいました。午後、都合の悪い人のピンチヒッターで行くことになってます。

昨日の朝、授業開始前、午前8時に学校に集まって授業準備を始めましたが、一段落して理科準備室で一服の時間がありました。私たちと理科担当の先生と。
先生がフト言われた言葉が気がかりとなりちょっとした話が盛り上がりました。AIの発展の影響です。子供達が自分達が大人になった時、仕事があるんだろうか?何をしたらいいんだろうか?と話しているというのです。不幸な時代に突入しているのです。

私がComputerと出会った時は文字通り”計算機”でした。その発展によって、それまで出来なかった計算ができるようになっていき、ズット夢をみるような日々が続き、最後に、並列計算機プログラムを書いてそれまで出来なかった計算を可能にして、夢を見たまま現役を引退しました。全く幸せな人生だと思います。現役を辞めて、computerの”計算機”とは違う側面と戯れはじめたのですが、あれよあれよという間に、将棋では、人間が勝つ確率が限りなく小さくなり、その程度ならまだかわいいが、人間の仕事の代わりをするようになりつつあります。人間の生き方の問題にかかわり始めていると言っていいでしょう。

この辺で立ち止まって考えなくてわいけないのではないか。人の生き方に関して。そして人の環境のあるべき姿に関して。資本主義はそれを待ってくれないような気がするが。重大な局面にあるような気がします。もしかするとトランプなどという小物のやることよりずっと重大な問題なのかもしれないのだが。

2 件のコメント :

mizjiee さんのコメント...

2017.12.2 NHK Eテレ ウワサの保護者会「どうして勉強しないといけないの?」
を見ました。

子供が母親に「どうして勉強しないといけないの?」と疑問を投げかける、ところ始まる。
母親は「勉強はするもんでしょ!」とか「社会に出たら勉強しておかないと仕事がもらえないよ」
当然のことながら、子供はこんな答えでは納得しない 。

そこで、ホリエモンが登場して答えてくれる。
「正直なところ勉強する必要はない。
なぜなら、将来のことは予測できない。
好きか嫌いかの方が大事である。
好きなことなら熱中できる。
熱中できて一生懸命やることの方が伸びる。
今は好きなことを伸ばした方が有利。

お母さんたちの言ってることは「昭和の常識」なんだよ。
(一生懸命勉強して、いい大学に入って、いい会社に入って=「昭和の常識」)

楽しんで、すごいみたいな感じで、どんどん興味が広がっていく」
それが広い意味での勉強なんだ。

権兵衛 さんのコメント...

それはまさにその通り。私自身最初っから好きなことをやって、そして最後まで好きなことをやって終えるのだと思います。

私の親は勉強しろとは言わなかった。それでも、家計に余裕があると「子どもの科学」を買ってくれました。それが子どものころの、好奇心の源泉の一つだったような気がします。
ただ私は、残念ながら、素直な子に育ってしまいました。型破りなことは望めません。

ホリエモンはいいことも言うけど、何時だったか、水爺さんが紹介された、彼が近大でやった「スマホを使って情報を集めて・・・」の演説にはがっかりしました。「そんなスケールの小さい話を若い人の前でするな!」という印象でした。

このブログでは私は勉強云々を言いたかったのではありません。

今の若い人が気の毒に思うのは、いろんなことが便利になったが、便利になるほど、それはろくでもないことにも生かされわけです。その対策がないままどんどん便利になっていく。水は低きに流れる。
便利になることは不便になることでもあると私は思っています。
人は決して便利さを人間生活の向上にのみは使わない。人を困らすことにも使ってしまう。

便利になっていくことを、野放しのままでいいのでしょうかね?これが私の言いたいことです。

一寸方向性はかわりますが、
若い人でマネーゲームをやってた人が、「金儲けをして何が悪い」と宣った人がいましたが、何か大きなスケールで社会を変えようとするような大目的をもって金儲けをするならまだしも、そうでもなさそう。
その若さで、そんなくだらないことに血道を上げるなと云いたかったです。
それだけの頭があるなら、もっとよく考えて生きてみろってね。