2017年7月2日日曜日

スピード違反

どうやら、このままだと、公道を自動車で走って、うっかりスピード違反してとがめられたとしても、撤回って叫べば許されることになっちゃうらしい。
防衛大臣が都議選のさなか特定の候補者名を挙げて「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」といったとのこと。注意をを受けて「防衛省、自衛隊、防衛大臣」を撤回したとのこと。撤回した以上まずいことをしちゃったと自覚はあるのだろう。だが彼女は防衛大臣、立派に公務員で、その人がその地位に依拠して、お願いしたいと言った以上、いくら撤回してもその言葉を飲み込むことはできない。立派に公職選挙法に違反している。撤回したからそれで消えるものではない。人の耳を通して鼓膜を振動させそれが神経系統を通して脳に記憶した人がいる以上消えない。やっちゃったのである。スピード違反を犯して撤回が効かないのと同じはずである。
これで何のおとがめなしなら、我々がうっかりスピード違反してとがめられたとしても、撤回って叫べば許されることになるべきではないだろうか。それほどめちゃくちゃなことが行われているのだと思う。 もし、公職選挙法のことをよく知らなかったので、ここは初犯だしご容赦願いたいと、地位にしがみつくのなら、少なくも弁護士資格は返上すべきと思う。

2 件のコメント :

QQ さんのコメント...

>地位にしがみつくのなら、少なくも弁護士資格は返上すべき

本当に! そう思います。

権兵衛 さんのコメント...

自戒しても、もはや遅く、自壊していくのかなー