中で何かが噛んでしまって、動かないと予想がついたが、先ずは電源部から。電池の端子のところで導通を調べる限り中の断線は無いらしい。
何れにしろこれは開腹手術しか他に手はないと、ぬいぐるみの布をはぐことから始めた。ゴメンねと縫い目をカッターで切りながら前後の足の周辺を切り開いた。修理することが考えられてないのか、お腹の部分は内側のプラスティックボディーに接着剤で布が貼りつけてあって、そのままでは中の機械部分をいじれない。慎重に布をプラスティックボディーからはがした。写真の手前の白い布がそれで、真ん中に開いてる四角い穴は電池ボックスの穴に対応している。
ようやく胴体の中央の接合部が開いて中が見え、すぐに原因は分った。左図の手で持ったプラスティックの棒はしっぽの芯で、それが折れて中に入り込み、機械部に噛んでしまって、動かなかったのだ。左の写真は布をはいだお尻の部分、一応再組み上げしているが、お尻のあたりは強くひび割れている。よっぽど粗っぽく扱うのでしょうね。
キャンキャン鳴いて、足も動いて机の上を歩くことを確認
さて、次は縫合。毎月第一日曜日に橋本のリサイクルセンターで開催されるおもちゃ病院には縫合の名人がいるので、それまで待ってもらおうかと思ったら、センター職員が「私、縫うのは得意だからやります、子どもたちが喜びます。有難うございます。」と言われるので、それじゃと接着部分の再度接着をして、後はお願いして終わりとした。
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